Hac.
﹁時間の使い方にセンスのあるヒト﹂
だからといって︑諦めるには勿体無いほどの魅力がお香にはある︒
香道では香木という芳香を放つ木を焚き︑匂いを﹁かぐ﹂のではなく﹁聞く﹂
この﹁香りを聞く﹂という特有の表現は︑作法の上達や道具の審美眼を身につけること以前に︑
さまざまな香りを味わい聞き分けて楽しむという香道の精神の本質を表している︒
つまりこの本質さえ押さえていれば︑あなたの立派な” 趣味” になり得る︒
瞑想をし︑お茶を飲みながら本を読みふける︒一日の疲れをリフレッシュしながら音楽を聴く・・・
今までと同じことをしていても︑全く違った生活になる︒あなただけのセンスのある時間の使い方を︒
﹁人とは違う﹂
それは他の人には出来ない思想や世界観︑なにも全てがそういった話ではない︒
自分自身を見つめなおし︑何が好きで何が嫌いなのか︑それがどうして好きで︑嫌いなのか︒
それがわかるだけでも︑人とは十分違うかもしれない︒
大人の雰囲気を纏う素敵な人に出会うたびに︑自分を省みて相応かそれ以上の嗜みを身につけたくなる︒
そんな時こそ踏み入れたいのが﹁お香﹂の世界︒
ただ香りを楽しむだけではなく︑奥深さや知識を得ながら上質な香りを体得する︒
なかなか高度な趣味かもしれないが︑それを自分のペースで︑自分が落ち着ける場所で気軽に楽しめたら︑
日常の感じ方もほんのり変わるかもしれない︒
今︑この時代に香の道を知る︒その意味とは何だろうか?
現代は︑香水・ルームフレグランス・アロマ・デュフューザーと︒様々な香りのアイテムがある︒
日本の香りの歴史も古く︑1400年以上前に仏教とともに香木を焚く文化が中国から入ったと言われている︒
香の文化が日本独自に生まれたのは︑約500年前の室町時代のこと︒
同時代に誕生した茶道や︑能などの芸道とともに︑東山文化のひとつとして﹁香道﹂が誕生し︑体系的に発展していった︒
まさに日本文化の奥深さを知るにふさわしい趣味であるが︑香道は茶道や華道などのポピュラーな芸道に比べると︑
教えてもらえる場所はそこまで多くない︒ビギナーにとってはいささかハードルが高い習い事だ︒
香道では﹁組香﹂という古典文学を盛り込みながら聞き分ける遊びを行う︒
10人ほどが集まりゆったり時間を過ごしながら︑季節を感じ教養を身につける︒
” 日々︑淡々と過ぎていく毎日に余白を造る”
日々、世の中の変化を考えさせられ
目紛るしさで本質を見失う
だからこそ︑ふと立ち止まってみる
今まで過ごした同じ景色[ 視覚] や︑聞いていた音[ 聴覚] といった五感がより研ぎ澄まされ
今まで気づかなかった楽しみや幸せに気づく
﹁毎日に余白を﹂
/ 東京香堂
東京香堂Tokyo-Grasseは、日本と西洋の伝統技術を融合させたインテリア・アロマ・インセンスブランド。香りを見えないアートの一つと捉え、独自の感性でお香の新たな世界を日々模索し創作に励んでいます。
Tokyo Kodo have combined the ancient olfactory art of Japanese incense appreciation, with the enchantment of French perfume. We look upon our incense as invisible art.
SENN
日々生きる中で、私たちは、考える間もないまま多く抱えすぎているのかもしれません。
私の心が、しっかりと見えるように、聞こえるように。
立ち止まり、向き合い、余計なものを手放して、
花を生けるように、余白を生けていく。
SENNは、自分らしいスタイルで「余白を生ける」きっかけを提供します。
美しい余白と共に生きる日々を。

